ば・どーせーやー 東海道新居宿 ふるさと再発見
新居の夏祭り「だいにっつぁま」
毎年7月第一日曜日は、東海道新居宿の源太山に鎮座する大日如来&大山木花神社の夏祭りで、新居宿の一連の夏祭り二番手です。
私が子供の頃は7月7日と決まっていました。
小学生のとき、「今日、何時に、だいにっつぁま行く?」と友達と話しながら、小学校の北校舎からお祭り準備の様子を見ていたことが懐かしい。

大日如来(だいにっつぁま)は源太山町所有の記録によると、「寛政11年(1799)正月、度重なる大風により、御尊体、屋根ともに損傷がひどく、岡崎より石屋を呼び寄せ修理に当たらせた・・・」とあるそうで、現在の小学校の位置にあって、新居で一番見晴らしがよかった大山木花神社(おおやまこのはなじんじゃ)〔通称お富士さま〕と共に祀られていましたが、小学校建設の時、源太山取り崩しによって、現在位置に移りました。


大山木花神社の祭神は、木花佐久夜姫=木花邪姫(コノハナサクヤヒメ)で女神様です。
初めは、大日如来と共に祀られていましたが、神仏分離政策により、明治15年8月20日に一度、諏訪神社境内に移されました。
その後、やはり一緒に祀りたいという源太山区民の希望により、傷んだ如来の首を修理し再び今の大日如来とあわせて祀られました。

仏様と神様が隣同士で祀られています。
大日如来は仏様なので、お参りの時は手を合わすだけ、大山木花神社は神様なのでパンパンと、柏手(かしわで)を打ちます。

社に向かう参道は細く、狭いですが、両側に掛けられた行灯(あんどん)が参拝者の目を楽しませてくれます。

手筒花火の練り込み太鼓で、源太山町の若い衆が祭りを盛り上げます。

Copyright (C)てんてんの部屋 All Rights Reserved.